毎年、バラに実がつく。
「バラは種から育てられるの?」
という素朴な疑問から、色々WEBで調べてみると、あるある、種まきブログなどの情報。参考資料はページ最後に記載しました。さて、始めてみますか、「初、種まき」。
①バラの実を取る(1月4日)。
②カッターなどで種子を傷つけないように軽く切り込みを入れ、種を取り易くする。
③種を指で取り出す。
④種の浮き、沈みの確認をする。
容器内の水に種を入れて、種が1:浮くもの(未成熟)、2:沈むもの(成熟)、とに分ける。
未成熟(種が浮く)は発芽しないと言われているらしい。成熟(種が沈む)したものは発芽の可能性がある。
※今回は上記1、2問わず植えることにしました。
理由:発芽率に種子(ハマナス)の熟成度の影響が見受けられないという参考文献があったっため。
赤い四角枠ないは浮いている種。黄色い四角枠内は沈んだ種。
⑤沈んだ種と浮いた種を分ける。
分けた後は、種についている細かい毛(種子)と果肉(ローズヒップ)を丁寧に指、ペーパータオルなどで優しく取る。その際、水洗いしながらよく落とす。
※ローズヒップ中には「発芽抑制物質」が含まれる。除去するための薬剤や溶液がないため、今回は水洗いのみで実施。
向かって左が浮いた種。右が沈んだ種。どちらも植えてみます。正直、バラ栽培素人からすると、種がもったいないから。という理由で実際は動いています。
⑥⑤の処理の後、種の品種が分かるように明記したお茶パックなどに入れる。その際、沈んだ種(熟成種)と浮いた種(未成熟種)も混在しないように分けた。
⑦容器に水をため、種子袋(お茶パックに小分け分別したもの)を3~4日間よく洗い流す。
なお、趣味の園芸にアップされた方の内容では、3~4日間水を入れ替えながら洗うとしていました。本来、連続して流水に浸すと講師が言っておられたそうですが、生徒さんが「流水はもったいない」という事で、数日、水につけて毎日複数回洗い流す、としたようです。
⑧用土に植える。
市販の「バラの土」を使用しています。諸説あるようですが、我が家では以前接木を行なった際、「バラの土」として準備された用土を使用した時が接木成功率がよかったためですね~。いつか、数年前に実施し接木実践内容をアップします。
取り合えず、市販の種まき容器?に用土「バラの土」を入れます。
⑨種を植える(自己流)。
■種が流れるのを防止するために、先にジョウロで水をまく。その後に種を植える。
■種を植える際は、浅め(深さ約0.5~1センチ)に割り箸などで線を引くように用土上を軽く掘る。
■種をまき、指で軽く土を種にかぶせる。
■何の種を植えたか分かるように札を立てる。
3月上旬、芽が出た!!!!!! 実は、種を取った際に、水に浮いた種も2個発芽したんだよね。
問題は、この先からだね。成長しますように!
【参考資料など(ウェブ資料他)】
NHK 趣味の園芸レポート、福島県立相馬農業高等学校「ハマナスの自生地再生を目指して~難発性種子の発芽率向上に関する研究」、岐阜大学応用生物科学部「新しいバラの楽しみ方」、「日本生物環境工学会論文 東北大学農学部(バラの種子 (痩果) の発芽に対する温度の影響)」 他 ※順次アップ
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上記参考資料で「NHK 趣味の園芸レポート」や検索サイトや「バラ 種 発芽」というキーワードにひっかかる情報サイト(大学や研究機関のデータ、個人ブログなど)を参考にし、この度”初”、種まきしてみました。
なお、趣味の園芸にアップされていた方は、専門家に教わったとの事でした。私はこれらを真似してみることにしました(一部は面倒なので適当・・・)。
続く。